アトピーの保湿の前に
3000人以上の方のアトピーを治してきた、くぼ小児科クリニックの久保裕先生が書いた本です。
アトピーの症状をステロイド剤などでコントロールするのではなく、根本的な原因を取り除くことで、治していく方法を解説しています。
その実績は30年間で3000人以上となっており、ほぼ100%の人に効果が確認されています。
症状が改善されない場合の365日の返金保証も付いています。
アトピーの保湿で大切なこと
アトピー性の乾燥肌には、日々の保湿で充分症状を抑えることができますし、保湿は絶対にしなければいけないと思います。
ただ、ワセリンでの保湿や、塗布の仕方によっては、逆効果になる場合があるので注意しなくてはいけません。
アトピーによく使うワセリンが保湿にならずに逆効果になる場合があるのは、ワセリンが油性の保湿剤であるからです。油が含まれたものは保湿力には優れていますが、常用すると皮膚自身が油を分泌しなくなるといわれています。
ですから、カサカサするから油分を補うという考えはしない方がよいです。
皮膚を潤った状態に保つ事が、健康な皮膚の新陳代謝を行う素地を作ります。
一言で乾燥肌と言っても、油分が不足しているのか水分が不足しているのかでは、適した保湿剤が違ってきます。
例えば油分をおぎなうベビーローションやニベアなどを使って効果を感じ無い場合は、水分を補う効果をうたった製品を使用してみていかがでしょうか。
長持ちしないのが難点ですが、究極の保湿剤として水を塗る方もいらっしゃいます。
また、お風呂などで流れてしまった皮脂を補うのも大切で、馬油はサラッとしていて使い心地も良く、多くのかたに評判がよい保湿方法です。100%成分の物も薬局で手に入れることができます。
融点が30度と低く、体温で溶けるのでベタベタしないですし、ヤケドした患部に使用されているぐらいですから、皮脂に近い成分です。石鹸などを使い、お風呂で落ちた皮脂の代用には最適だと思います。
乾燥肌を体の中から改善する
アトピーの乾燥肌を体の中から改善するには、自分の体に備わってる自然治癒力、自然の保湿力を取り戻すことが大切です。
人間の体には自然治癒力があるからです。 生活習慣に関わる食事や睡眠、適度な運動などに問題があれば、それらを改善していくことでお肌の調子も一歩ずつですが改善していきます。
漢方の考え方では、「内臓の健康状態がお肌に出てくる」と言われています。 一方で、アトピーの方は腸内環境がよくないことが多いそうです。
腸が強くなると、体全体の免疫力が上がってお肌も強くなるとよく言われています。 そのため、腸内の善玉菌を増やすと言われている寒天や繊維ものを積極的に摂取するようにしましょう。
他にも、おくらや納豆、やまいもやさといもなど、粘りのある食べ物は肌がしっとりします。
体質改善という点から、ヒアルロン酸やセラミド、スクワランなどをサプリメントで補給することも一考だと思います。
特に、ビオチンというビタミンがアトピーの方は腸内で生成されていないそうです。
これらを内服することで、効果を実感している方もいらっしゃいます。
体質改善を考えている場合、一度試してみてはいかがでしょうか?
これから乾燥する季節になります。保湿で症状が和らぎますように・・・